以前、ファイナンシャルプランナー2級の合格を目標に記事を書きましたが、コロナのリスク等を考慮して1月度は受験しませんでした。
その後の状況から、一旦試験勉強を中断して様子見していましたが、9月度の試験を目標として再度学習し直そうと思います。
FP試験のおさらい
ファイナンシャルプランナー(以下、「FP」という)技能検定(試験)は、FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)、二つの団体が実施しています。
試験には学科と実技の2種類があります。学科は両団体共通で、実技の内容が異なります。
今回は、実施団体:きんざい 実技試験:「個人資産相談業務」での受験予定です。
FP2級の試験内容
2級と3級の試験内容の違いを表にします。
2級 | 3級 | |
試験分野 | 6分野 | 6分野 |
法人に関する出題 | あり | なし |
出題形式と時間(学科試験) | 4択 60問 120分 | 3択+○☓ 60問 120分 |
出題形式と時間(実技試験) | 複数選択+記述 90分 | 3択 60分 |
試験対象の分野は6種で3級と変わりませんが、法人のファイナンシャル・プランニングが出題範囲に加わります。
内容の質、量ともに3級と比べて厳しくなっており、3級=FPに関する基礎的な知識 2級=より実務的、実践的な知識を問われています。
学科試験
学科については、2択(○×)+3択から4択へと出題形式が変わります。
3択であれば、答えがうろ覚えでも運良く正解するケースもありますが、4択ではそう上手くいきません。
用語の意味や数値を正確に覚える必要があります。
3級合格後、2級の過去問を解いてみましたが、数値(日数、金額)を問われる問題で、3級では「おそらく、○○だろう」とか「確か○○」で運良く回答できたケースでも、2級になると間違えてしまった事が多々ありました。
2級の学習にあたって、正確に理解できているか確認する必要があります。
実技試験
実技試験は3択から複数選択+記述式となり、試験時間も60分から90分に伸びます。
単純に問題のボリュームが増すだけでなく、計算問題も登場する為、問題内に登場する数字や表の性格な理解が前提となります。
学習方法と期間
使用する教材
3級学習時に利用したテキストの2級編である「みんなが欲しかった!FPの教科書 2級」と
「みんなが欲しかった!FPの問題集 2級」の2冊を使用します。
通常、5月末ごろ(FPの5月試験が終わった後)に’21-22年度版のテキストが発売されますが、
「最新の法改正に対応している」 「発売日から9月の受験日まで100日程度あり、テキスト購入後に学習を開始しても学習時間に余裕がもてる」という理由で両テキストを採用しています。
また、試験実施機関がそれぞれ過去問題と模範回答を公開しているので、それらも利用します。
学習予定時間
3級合格済を前提として、150時間程の学習時間を考えています。6月1日に学習開始として9月中旬まで、およそ100日。
平均して、1日あたり1.5時間を目安として進めてみます。(進捗によって変更も考えています)
学習方法
先に述べたように、3級と比較して2級の試験は質、量ともに難易度が増しています。
その一方、あくまでも2級は3級の延長線上にあるという捉え方もできます。
試験での出題範囲の被りもありますし、3級受験時に正確に理解できていた項目については、問題での選択肢が増えたり、記述式に変わっても、難なく対応できます。
つまり、3級受験時の学習方法である、
- テキストを読みポイントを理解する
- 問題集や過去問を解き、①で学習したポイントをどれくらい理解できているか確認する
- ②で理解できなかったところを再度学習する
- ①〜③を繰り返す
上記の方法を基本的な学習方法として問題ないと考えます。
6月から学習を始め、今回は随時気になった点を書いてみたいと思います。