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エクセル上達のために書籍で勉強する2【できるYouTuber式 Excel現場の教科書】

書籍でExcelを学ぶシリーズ。2冊目は「できるYouTuber式 Excel現場の教科書」です。

書籍の概要

「できるYouTuber式 Excel 現場の教科書」は2019年に発売された書籍です。

ビジネス系Youtuberである著者(長内孝平氏)が、会社での会計部門やYouTubeで培った経験やテクニックを元にして書かれており、文章や動画をミックスしたコンテンツでExcelを学習するという新しい学び方を提示した一冊です。

おすすめできるポイント

書籍と動画を組み合わせて効果的に学べる

本書の一番の特徴は、書籍と動画を合わせた学習方法を提供している点です。

書籍(文章・画像)と動画(音声・映像)を組み合わせて、Excelを学ぶ体験を提供する。コンテンツそれぞれのメリットを活かすことによって効果的な学習ができます。

書籍はテーマ毎にチャプターで分けられ、それに対応した動画(YouTube)があるため、「要点を抑えたい時は本を読んで、操作の全体的な流れを知りたい時は動画を見る」といった学び方も可能です。

実務に即した構成

本書では、Excel業務を3つのフローに分けて、機能や関数を紹介しています。

インプット(入力)⇨アウトプット(集計・加工)⇨シェア(共有)という流れを見立て、その流れの中で有効に使える機能や関数が取り上げられています。
その結果、重要度の高い機能や、頻繁に使う関数を厳選して覚える事ができ、特に初心者にとっては良いとこ取りされた教材になっていると思います。

この点において、以前紹介した、「たった1日で即戦力になるExcelの教科書」に近い印象を受けました。

自分が読んだ(見た)感想

自分が読んだ(見た)感想をいくつか箇条書きでまとめます。

  • 内容は初心者向けの内容なので、Excel学習の最初に読む一冊に向いている
  • チャプターが細分化されている為、自分の理解不足だったポイントを絞って復習できるのが容易だった
  • チャプターに対応した練習用シートのダウンロードが可能なので、実際に手を動かして学習できる
  • 学習スタイルは、動画閲覧専用のPC(タブレット)を用意すると、手を動かすこととコンテンツ閲覧が切り離されなくて良い

ちなみに書籍の発売時点では、著者の長内氏は「おさとエクセル」というExcel専門チャンネルを運営されており、本書の動画もそのチャンネルのコンテンツでしたが、現在(2021年4月30日)はAccessやPowerPointなど他のソフトの紹介もされているようです。
動画でソフトウェアの使い方を学ぶスタイルが合っているかた、他のソフトも学んでみてはいかがでしょうか。