Dell社から発売されたノートPC「New Inspiron 14 5000 プレミアム」を2020年3月に購入しました。購入から一ヶ月以上経過したので使用感などを含めたレビューを書いてみます。
New Inspiron 14 5000 プレミアムを購入した理由
PCを購入する場合、基本的に価格に比例してスペック向上するので、PCでの用途を明確にする事で予算の目安がつきます。
以前の記事で書きましたが、私の場合「Web閲覧、文書作成(Office)、動画視聴」が主な用途なので、それらの用途を快適に行えるスペックを満たした上で安価な機種を選ぶことにしました。
該当機種はいくつかありましたが、選んだ機種の中で最安であったこと、画面の表面処理(ノングレア加工)が決め手となり「New Inspiron 14 5000 プレミアム」を購入。
ショッピングサイトのポイント還元があった為、実質価格は5万円を下回りました。
New Inspiron 14 5000 プレミアムの基本スペック
CPU | 第2世代 AMD Ryzen 5 3500 U2.1GHz/4コア |
画面サイズ | 14インチ |
解像度 | フルHD (1920×1080) |
表面処理 | ノングレア加工 |
メモリ容量 | 8GB |
ストレージ容量 | M.2 SSD:256GB |
重さ | 1.512kg |
OS | Windows 10 Home 64bit |
ビデオチップ | AMD Radeon Vega 8 Graphics |
インターフェース | USB3.1 Gen1(USB3.0) TypeA×2/TypeC×1 HDMI×1 SDスロット×1 |
「New Inspiron 14 5000 プレミアム」は第2世代 AMD Ryzenプロセッサーを搭載した14型のノートPCです。第10世代インテルプロセッサーを採用した「New Inspiron 14 5000」がほぼ同じ性能ですがAMDのプロセッサーを用いる事で、価格が抑えられてるようです。
第2世代 AMD Ryzen 5 3500 U2.1GHz/4コアはスコア面では第10世代 インテル Core i5よりやや劣るものの、エントリークラスとしては十分な性能です。メモリ8GB、SSD搭載で事務処理程度の作業であればストレスなく使用できます。
外観と付属品
本体とACアダプタ、スタートガイドブックが同包されていました。カラーはシルバーで、天板に触れるとひんやりとした感触がありアルミ製とわかります。他の箇所はおそらく全て樹脂製。
内観
上部と左右のベゼルは狭く、見た目が良いです。電源と指紋認証は共通のボタンで対応しています。キーボードの間隔やタイピング時の感触も良好ですが、キーの配列がやや独特です。
「Back space」「Enter」「Shift」のキーが隣のキーと隣接していて、段差によって分離している仕様となっています。特に、「Back space」キーは狭く頻繁に使用することもあって、やや使いづらいと思います。
また、マルチメディアキーボードの為、ファンクションキーを押しながら「F1」キーを押す、といった動作が頻繁にあるので慣れるまでは注意が必要です。
使ってみた感想
画質や音質などCPUスコアや客観的な数値を元にしたものではなく、あくまでも個人的な使用感です。
起動スピード
電源ON→PIN入力→デスクトップ表示までの時間は20秒以下でストレス無く起動します。
文書作成
エクセルを主に使用しますが、現時点では立ち上げ時の待ち時間も無く、使用中に固まる事もではありません。
動作音
起動時やスリープ解除時に「サー」という波音のような音が鳴る時がありますが、それ以外に気になる音はありません。
画像と音声
文書作成や動画視聴程度の使用範囲では問題無いと思います。ノングレア加工の為、鮮やかさはありませんが長時間作業しても疲れません。
音声は特に強調するところはありませんでした。
まとめ
ブラウジングや文書作成(Officeなど)、動画視聴といった、比較的軽めの作業用のPCは家庭や学校、会社のどこでも使用する機会があります。
性能が低すぎると生産性が落ちますし、性能を意識しすぎるとコストがかさんでしまうので、いわゆる「コスパ」に優れた機種を選ぶのがベターだと思います。
その点で、価格:5万円代 CPU:第10世代 Intel Core i5相等 メモリ:8GB SSD搭載 を基準として本機種を選びましたが、実際に使用するとストレス無く作業ができており、選ぶ際の基準としてはある程度機能すると思います。
Dell製ではなく、同等の性能を備えた機種は他社製でもあります。したがって、多少価格は変わりますが、「使い慣れたメーカーなので」とか「納期が早いから」という理由で、他社の似たスペックの製品を選んでも大差ないかも知れません。
最新のゲームや動画編集の動作については確認していませんが、おそらく難しいと思うので、あくまでも「軽作業をストレス無く使用する」という観点で参考にしていただければ幸いです。